『SEX,LOVE&DEATH~ケラリーノ・サンドロヴィッチ短編三作に よるオムニバス~』を観たので、
自分メモとして、感想を書く。自分メモだから、観てない人には多分、何の事やら分かりません。
書かれた時代の違う三作品。それぞれがタイプの違うコメディ。それぞれが上質のコメディ。贅沢な公演だった。突如時間が空いて向かったのだが、行って良かった。
感想は、面白かった、それのみ。
最初のは、面白い事々が面白い事々のためだけに面白いように転がったり絡んだりなんだり。それがいちいち気持ちよい。一切の無駄がない。ただ、それだけ。それだけ、なのが、いい。
「それだけ。」を生み出すのは、大変なことだ。設定と展開と台詞と演技と色々の一瞬一瞬全てにおいて、考え抜かねばならないし計算しなければならないしそれをこなさねばならない。勿論そんなものは見せてはいけない。だから凄いなあとも、思わない、思わせない。だから感想は、面白かった、ただそれだけ。あとなんだか、懐かしかった、ただそれだけ。そうした作品は、すごく貴重だ。行って良かった、ただそれだけ。勿論、その見えない、見せない部分については、諸々こっそり、考える。
二個目は、新しい作品。普通の形態を取ってないのに引っかかりなく普通に観れた。一人を一人と数えない手法は、個々を個々と認識せずに観られる演者ならではなのか、別にそうではないのか。台詞の一つ一つに惹き付けるものがないと飽きてしまうところが、当たり前のように飽きなかった。
三個目のは、一番好きだった。わけわからん、と思いながらも、ストーリーや人物から気持ちが離れていかない、むしろちょいちょい惹かれる絶妙のバランス。でもやっぱり、わけわからん、ただそれだけ。一個目と同じ「それだけ。」の、手法。いや手法は違うけど、手法がある。それについてはこっそり考えるとして。感想としては、単純に面白かった。「わけがわからない。」の、不気味さと恐ろしさが、純粋に楽しめた。あと、煙草吸いたくなって仕方なかった。
色んな系統の芝居を成功させている方の公演、演者も力量有り。そうなると、流石、とか、学べること多し、とか、言いたくなるけど、言わない。思っちゃうけど、思いたくない。
どんな方の舞台でも、どんな劇団の舞台でも、それまでのこととか他のこととか関係なしに、一つの舞台は一つの舞台として、観たいし捉えたい。いやこっそりは、色々考えるけど。基本的にはそうしたい。そうでないとなんとなく、観るのがつまらなくなってしまうし、やるのもつまらなくなってしまいそうだなあと、思うので。
ともあれ、この公演を観て、私は非常に上機嫌。好きなもんは、やっぱ好きなのだ。
自分メモとして、感想を書く。自分メモだから、観てない人には多分、何の事やら分かりません。
書かれた時代の違う三作品。それぞれがタイプの違うコメディ。それぞれが上質のコメディ。贅沢な公演だった。突如時間が空いて向かったのだが、行って良かった。
感想は、面白かった、それのみ。
最初のは、面白い事々が面白い事々のためだけに面白いように転がったり絡んだりなんだり。それがいちいち気持ちよい。一切の無駄がない。ただ、それだけ。それだけ、なのが、いい。
「それだけ。」を生み出すのは、大変なことだ。設定と展開と台詞と演技と色々の一瞬一瞬全てにおいて、考え抜かねばならないし計算しなければならないしそれをこなさねばならない。勿論そんなものは見せてはいけない。だから凄いなあとも、思わない、思わせない。だから感想は、面白かった、ただそれだけ。あとなんだか、懐かしかった、ただそれだけ。そうした作品は、すごく貴重だ。行って良かった、ただそれだけ。勿論、その見えない、見せない部分については、諸々こっそり、考える。
二個目は、新しい作品。普通の形態を取ってないのに引っかかりなく普通に観れた。一人を一人と数えない手法は、個々を個々と認識せずに観られる演者ならではなのか、別にそうではないのか。台詞の一つ一つに惹き付けるものがないと飽きてしまうところが、当たり前のように飽きなかった。
三個目のは、一番好きだった。わけわからん、と思いながらも、ストーリーや人物から気持ちが離れていかない、むしろちょいちょい惹かれる絶妙のバランス。でもやっぱり、わけわからん、ただそれだけ。一個目と同じ「それだけ。」の、手法。いや手法は違うけど、手法がある。それについてはこっそり考えるとして。感想としては、単純に面白かった。「わけがわからない。」の、不気味さと恐ろしさが、純粋に楽しめた。あと、煙草吸いたくなって仕方なかった。
色んな系統の芝居を成功させている方の公演、演者も力量有り。そうなると、流石、とか、学べること多し、とか、言いたくなるけど、言わない。思っちゃうけど、思いたくない。
どんな方の舞台でも、どんな劇団の舞台でも、それまでのこととか他のこととか関係なしに、一つの舞台は一つの舞台として、観たいし捉えたい。いやこっそりは、色々考えるけど。基本的にはそうしたい。そうでないとなんとなく、観るのがつまらなくなってしまうし、やるのもつまらなくなってしまいそうだなあと、思うので。
ともあれ、この公演を観て、私は非常に上機嫌。好きなもんは、やっぱ好きなのだ。