社会問題やら政治問題やら国際問題やら、のみならず、
個人間の問題であっても、くっだらない問題であっても、何であっても。

何かについて自分の意見を述べるときは、
最低5個の"◎◎"を、明確にしなきゃいけないなと、思っている。

◎◎における、◎◎については、◎◎としての立場から、
◎◎であると思う、或いは、◎◎とも言える。

これで、"◎◎"、5個。

まず意見する対象を、具体的に絞り込む。
出来るだけ更に、深く絞り込む。
例えば、人間一人、物事一つ、団体一つ、国一つ、
一括りにして断言できることなど、そうそうないと思うので。
ここで最低、"◎◎"、2個、必要。

次に、それがどの立場からの意見なのかを明確にする。
ここで最低、"◎◎"、1個、必要。

そして意見は、断定しない。
ほぼ断定と思われる場合でも、別の切り口を1つは用意。
ここで最低、"◎◎"、2個、必要。

合計、5個。

◎◎は◎◎だ、と、"◎◎"2個で言い切ることや、
◎◎は◎◎だ、と、"◎◎"2個で決めつけることを、
そうして意図的に避けないと、結果、自分が損をする。

他者と意見交換する場合にも、自分一人でものを考える場合にも、
"◎◎"2個じゃ、その意見の先になにも発展が芽生えていかないし、
何かを誤ってしまう可能性が、その分、ぐっと高まるし。
"◎◎"をケチると、結果、自分が損をする。

だから5個。最低、5個。

なんならもっと、"◎◎"を浪費する。いくらでも、浪費する。
"◎◎"の、大盤振る舞い。"◎◎"長者。

だから話し合いの場などでは、「結局、なに」と言われること多し。
それは、駄目だ。"◎◎"の、無駄遣い。

"◎◎"は決してケチらず、しかし有意義に。

ああ、◎◎。されど、◎◎。


口下手なうえにそれだから、けっこう厄介だ。

だから、"◎◎"1個は、いい。

「◎◎!」とだけ叫ぶのは、何の意味もなくていい。


◎◎!!



 
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