他にもいろいろ観たが相変わらず忘れ始めているし、
今ちょっと詳細書く余裕が心身共にないので本当に単なるメモ的に。

まず「ローマ法王の休日」と「英国王のスピーチ」。背景や過程は違えど、どちらも只ならぬ地位に就くことになった男の話で、どちらも一人の人間としてその重圧に耐えられず、人生を振り返ったり医者にかかったりする。時期的にも同じくらいの映画。

しかし個人的には「ローマ法王の休日」の方が断然好み。まず「休日」じゃねえ。休日というからには帰ってくるのかと思ったら結局帰らねえ。邦題は「ローマの休日」にかけてのものっぽいけど、個人的にそれは要らぬセンス。ナンニ・モレッティの映画は他に何本か観てるはずだけど相変わらず忘れた。

そして「赤ちゃんの逆襲」。赤子の夜泣きや危険行為の裏にもしもこんな気持ちがあったなら…というところが一番描きたかったのだろうと勝手に推測すると、それなら話を一家族内に絞った方が良かった気がして、するとそれがない場合には後半のドタバタからラストをどうしたもんかなあと、これまた勝手に考えた。が、これはこれで。

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2011「Habemus Papam」監督:ナンニ・モレッティ
2006「Mauvais esprit」監督:パトリック・アレサンドラン
2010「The King's Speech」監督:トム・フーパー